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kurkkuオリジナルデザインタオルができるまで

kurkkuオリジナルデザインタオルができるまで −後編−


前編では、糸から染め、織り、といった工程をご覧頂きましたが、後編では織り上がった状態から製品となり、そして皆様に手にとって頂けるまでの流れをご紹介していきたいと思います。

織機にて織り上がったロール状のタオルは、再びツヅキボウの染色工場へと運ばれます。

photo1 まずはロールを広げ、タオルをたたんでいきます。

そして、精練糊抜きが行われます。ウインスという機械の中でぐるぐるとリールの回転に合わせ、長いタオル生地が勢いよく洗われていきます。

photo2 この際、糸すべりをよくするためにタオルについていた糊を取り除くのです。この工程によりタオルは風合いと吸水性を持ちます。精練漂白と同じく、酵素を使用するので、環境にも優しいといえます。

洗われたタオルは脱水にかけ、スカッチャーという巨大な機械を使い、タオルのねじれを直します。

photo3

自動的に平たくならし、きれいに折りたたまれていきます。 photo4 photo5 photo6 まだこの段階ではタオルは濡れている状態なので、次はアングライダーという乾燥機を使い、タオルを乾燥させていきます。

乾いた後は、テンターという機械を使って、洗って縮んでしまったタオルの幅を調整していきます。この作業により、細かいシワがとれ、よりよいタオルの風合いを出すことができるのです。

そして、何列にも連なっているタオル生地は、スリッターを使い、一列ごとに裁断します。やっと私たちのよく知っているタオルの形状に近づいてきました。

染色工場にて一列ずつ裁断されたタオルは、再び丸山タオルのタオル工場へ。切りっぱなしになっていた縁部分を加工していきます。 丸山タオル

タオルのタテ方向に対する両端を、ほつれないように縫製をしていきます。これをミミ巻きといいます。kurkkuオリジナルデザインタオルは、2本針飾り縫いをして縫製します。

ミミ巻きが終わると、一枚ずつ手作業でタオルを裁断していきます。

kurkkuオリジナルデザインタオル 裁断後は、横方向に対する両端を縫製します。これをヘム縫いといいます。

imabari towelネームタグ 最後にプレオーガニックコットンのタグと、今治タオルのブランドマークのタグをつけます。このimabari towel ネームタグは、前編でもご紹介しましたが、厳しい基準に合格した、高品質のタオルであることを証明します。太陽、海、空、水という今治の恵まれた美しい自然がモチーフとなっています。

ひとつひとつ手作業で行われている様子を見ると、タオルの温かみはここから生まれているんだと実感できました。

縫製が終わり、丸山タオル本社に集められたタオルは、検品・出荷という最後の工程に移ります。 丸山タオル本社 汚れやほつれがないか、美しい仕上がりとなっているのかを検品しながら、商品ごとの枚数をチェック。そして一枚ずつ丁寧にタオルを折っていきます。

丸山タオル本社 そして、袋詰めを行います。

丸山タオル本社 さらに検針機に通して、最終検査が行われます。縫製時に使った針などが残っていないか、安全性をチェックします。

丸山タオル本社 丸山タオル本社 できあがった商品は、箱詰めをされ、出荷の準備も完了です!

丸山タオル本社 丸山タオル本社 あとは運ばれていくのを待つのみ……。こうやって私たちの手元に届けられるのですね。

最後に、kurkkuオリジナルデザインタオルの製造を行う、株式会社丸山タオルの丸山要社長にお話を伺いました。

丸山要社長 丸山タオルは、『地球の未来のために今、私たちにできること』として、オーガニックコットン、プレオーガニックコットンを使用したタオルづくりに取り組むなど、環境保全に熱心なタオルメーカーです。

カンボジアで地雷処理を終えた土地に綿を栽培する取り組みを進めるなど、人道支援にも関心の高い丸山社長。

今回、kurkkuオリジナルデザインタオルをつくるにあたり、素材であるプレオーガニックコットンを活かすために、特別な工夫をされたそうです。

丸山要社長 「プレオーガニックコットンは農薬や枯葉剤を使っていないので、繊維が壊れておらず、しっかりとした質のいい糸に仕上がります。そのため風合いもとてもいい。けれど素材そのものはよくても、加工の際にその風合いの良さを活かす方法を選ばないと、綿の持っている本来の良さを活かすことができません。加工法として、TZ酸性酵素法を採用することでプレオーガニックコットンの風合いをさらに引き出せたと思います」

丸山タオルでは、kurkkuオリジナルデザインタオルの精練工程において、エコマーク認定を受けた加工法を採用しています。
これは劇薬にも指定される苛性ソーダを使わないという、人にも環境にも優しい方法。糸も痛みにくく、綿の吸収性も高めることができました。

photo19 それに加え、もうひとつ工夫したのは、糸の撚り回数です。

kurkkuオリジナルデザインタオルは、コーマ糸を使用しています。通常、綿の繊維はねじれていますが、コーマ糸はねじりの少ない繊維。手間ひまを惜しまず、櫛通しを丹念に行うことで、艶の美しい、贅沢な風合いになるのです。

「ねじりの少ないコーマ糸の風合いを活かすため、撚り回数を減らしています。通常12回撚るところを、今回は別注で4回にしました。タオルは風合いが柔らかく、吸水性がいいということが一番。甘撚りにすることで、特に柔らかい風合いに仕上がります」

長年のタオルづくりの経験から、プレオーガニックコットンを活かす工夫を思いついたとのことですが、オリジナルの撚り回数である、甘撚りの糸を使用したのは初めての試みでした。

「今までずっとそうだったから……で終わらせるのではなく、ひと工夫することが大切だと思うんです。撚り屋さんには面倒がられましたけどね(笑)。でもそこから変えていかないと、なにも変わりません。結果、想像よりもいい風合いに仕上がったと思います」

通例となっていることも、よりよい商品をつくるために見直し、行動に移していく。
そんな丸山タオルの作り手としての前向きな姿勢が、kurkkuオリジナルデザインタオルの優しい風合いにつながったといえるのかもしれません。

今回取材を通じて、想像よりも多くの人の手を通して、一枚のタオルが生まれることを実感しました。

photo20 色とりどりの糸が織られることで生地となり、繊細な柄を編み立てていく様子はとても美しく、感動的です。

「タオルづくりは、真面目にやっていたら結果がついてくる商売と修行時代に教えられました。柔らかくて、汗をよく吸うタオルをつくることが一番。僕たちは、次もまた買いたいと思えるようなタオルをつくるだけです」

そんな丸山タオルの丸山社長の言葉があらわすように、熱気あふれる工場で、黙々と作業をする従業員の方々の姿も深く印象に残りました。タオルの優しい風合いの奥には、ひとりひとりのたくさんの愛情が込められているのです。

kurkkuオリジナルデザインタオル 私たちの生活において、タオルというのはとても身近な存在。ライフスタイルに簡単に取り入れることができる製品です。

直接肌にふれるものだからこそ、素材にこだわったものを選びたい。デザインだって、見た目華やぐようなものを選びたい。優しい風合いは、多くの笑顔を生み出します。

だからこそ、kurkkuオリジナルデザインタオルを一人でも多くの方に手にとってほしい。そう願っています。 kurkkuオリジナルデザインタオル

kurkkuオリジナルデザインタオルは
9月8日より、伊勢丹新宿店 本館5階=バス・トイレタリー
9月15日より、札幌丸井今井 一条館6階=タオルコーナー等で順次展開していく予定です。

詳しくは http://www.preorganic.com/press_release/press_release100817.html をご覧ください。