1. ホーム
  2. アカデミックレポート

アカデミックレポート

2011年11月6日

~世界とつながろう!『WORLD BAZAR』~in 早稲田祭2011


プレオーガニックコットンプログラムは11月6日、早稲田大学の文化祭に参加しました。学祭に参加するのは今回が初めての試みです。ご協力頂いたのは「国際協力学生ネットワーク『絆』」の学生の皆さん。2011年2月に創立され、協力49団体と共に「世界の幸せをDesignするMovementをYouthから」をミッションとして国際協力活動を行っています。

今回は、早稲田祭で『絆』が主催する「世界とつながろう!WORLD BAZAR」という世界の諸問題を共有するイベントに、POCは『絆』と共同出展しました。

プレオーガニックコットンプログラムは11月6日、早稲田大学の文化祭に参加しました。

世界とつながろう!WORLD BAZAR

イベントに登場したのは合計14団体。学食と開発途上国の給食を繋げるTable for Twoの学生団体「TFT早稲田」、インドやフィリピンの教育支援団体「めぐこ」、児童就労問題に取り組む非営利活動法人ACEの学生団体「PeACE」、「Oxfam Japan」、「世界連邦運動協会ユースフォーラム事務局」等が参加。300人規模の教室で、各団体の展示やフェアトレード商品の販売、プレゼンテーションが行われました。

300人規模の教室で、各団体の展示やフェアトレード商品の販売、プレゼンテーションが行われました。

『絆』×POC

『絆』とPOCプログラムの共同出展の主旨は、インドの児童就労の現状と改善策としてのビジネスモデルです。最初に『絆』の早稲田大学2年生の加藤翼さんから、インドの綿農家における児童就労や農薬被害の実地調査の発表と問題提起についての発表。引き続き、生産者を取り巻く諸問題の解決策としてのプレオーガニックコットンの紹介、という二段構成のプレゼンテーションが行われました。POCの発表は、プレオーガニックコットンプログラム事務局の鈴木美穂が担当しました。

今回のイベントでは、POCから『絆』の皆さんへ環境に優しいINKMAXで『絆』ロゴとPOCロゴが印刷された、POCのTシャツを寄付しました。『絆』ロゴは学生デザイナーによる手作りです。

今回のイベントでは、POCから『絆』の皆さんへ環境に優しいINKMAXで『絆』ロゴとPOCロゴが印刷された、POCのTシャツを寄付しました。

インド綿農家の児童就労

『絆』の発表者でインドの児童就労を研究する早稲田大学2年生の加藤さんは、学生支援団体S.T.E.P.22の2011年度奨学生に選ばれ、8月から約1ヶ月間インドの児童就労に取り組むNGOや綿農家を訪問しました。

加藤さんの調査よると、世界で2億人以上の子供たちが過酷な労働環境で児童就労を行い、42万人がインドのコットン農家で働かされています。朝6時から夕方6時までの炎天下での長時間労働で、給料は1日30ルピー(約60円)。また労働条件以外にも農薬による健康被害についても触れられていました。Tシャツ1枚に使われるのは150gの化学農薬。農業用水と生活用水が農地付近の地下水であるため、日常生活の中にも農薬の危険性があります。さらに知識の無い農民は、マスクや防護服を着用せず農薬を直接吸い込んでいます。

そこで加藤さんは問いかけます。「あなたは、明日から何を着ますか?」

これからのPOC

「消費活動を通じて、背景にある社会問題に気づくという事を学生に促していきたい。消費対象の中で学生に最も身近なものは衣服。衣服への消費行動から、世界の問題について意識を向けたい」と言う加藤さん。プレオーガニックコットンプログラムは、彼がインドで調査した児童就労の改善や農家の生活向上の支援に繋がる仕組みであると紹介して下さいました。

加藤さんを始め学生団体『絆』の皆さん、そして早稲田大学の皆さん、ありがとうございました。

生産工程や生産背景への社会的注目度が高まる中、学生の意識もこうして確実に変化しています。
「消費すること」=何かの問題の解決に繋がること。
POC社会的役割とこれからのニーズを、改めて認識する体験をさせて頂きました。

加藤さんを始め学生団体『絆』の皆さん、そして早稲田大学の皆さん、ありがとうございました。