2010年8月27日
FASiDセミナー レポート
2010年8月27日、FASiD(財団法人国際開発高等教育機構)のセミナールームにて、プレオーガニックコットンプログラムの講演を行いました。
FASiDは、平成 2 年(1990 年)に経済団体連合会(当時)の積極的な協力の下、外務省及び文部科学省両省の共管の下に設立され、国際開発分野における人材の育成及び調査・研究を行っています。
このセミナーを行うようになったのは、2010年3月、FASiDより発表された開発経験体系化研究「民間企業と国際開発:革新的パートナーシップによる企業の開発への貢献」という研究レポートにおいてプレオーガニックコットンプログラムが取り上げられたのがきっかけです。
なぜ、プレオーガニックコットンプログラムが研究の対象になったかというと、このプログラムが開発途上の地域の発展を促す企業活動と認められたからです。
日本政府には、開発途上国の貧困削減のためには民間企業の活動とODA(政府開発援助)等の公的資金との連携を強化することが重要という考え方があり、その一環としてFASiDが研究をしているBOPビジネス(一人あたり所得が非常に低い地域で展開するビジネス)の事例として株式会社クルックと伊藤忠商事株式会社 繊維カンパニーが共同で運営しているプレオーガニックコットンプログラムが選ばれました。
今回の研究レポート作成にあたっては、実際にFASiDの国際開発研究センター主任 高木桂一さんがインドを訪れ、プレオーガニックコットンプログラムが現地の農村でどのような貢献ができているかを調査の上、まとめて頂きました。
開発経験体系化研究「民間企業と国際開発:革新的パートナーシップによる企業の開発への貢献」のレポート
<セミナーの内容> ※一部抜粋
POCプログラムの中村、江良より、POCプログラムのサポート内容や、サポート後の現地改善状況など、POCプログラムに関するこれまでの取り組みについて。
POCプログラムのサポートイメージ
現地農民の改善状況
現地でのインタビューの様子
現地農民の改善状況のまとめ(PAGAKHEDI村、UMARDAD村)
セミナーの最後に行なわれた質疑応答では、
- POCの普及方法はどのように行っているのか?
- 国内でのマーケティングはどのように行っているか?
- 通常のものより高いお金を出して消費者は買うのか?
- 現地の農民は消費者の顔が見ているのか? 現地へのモチベーションは?
等、さまざまな角度から活発にご質問をいただきました。
プレオーガニックコットンプログラムとしても気づかされる点が多く、非常に有意義なものとなりました。
これからも、プレオーガニックコットンプログラムでは、全世界のコットン畑がオーガニックになることを目指し、熱き思いで取り組んでいくことで、微力でも世の中を変えられるきっかけを作ることができればと思っています。
なお、こちらの模様は後日、日本繊研新で取り上げられ、記事となりました。
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