ラジ・エコ・ファーム(RAJ ECO FARMS)
ラジ・エコ・ファームは、2000年にRajesh Tanwer(ラジッシュ・タンワー)により設立されたインド マディア・プラデーシュ州のカルゴーン県にて活動する、インド最大級のオーガニック農業支援団体です。プレーオーガニックコットンプログラムと2008年に提携し、現地農村でのプログラム運営パートナーとしての活動、並びにプレオーガニックコットン原綿の供給を担っています。
ラジ・エコ・ファームのプレオーガニックコットンプログラムにおける役割は以下の通りです。
- 1. 毎年3月頃、オーガニック栽培を希望するプレオーガニックコットンプログラム参加農家を募集し、収穫時に全量購入を行います。その際、オーガニック栽培支援費を上乗せして購入します。この支援費はプレオーガニックコットンプログラムとラジ・エコ・ファームにて負担します。
- 2. オーガニック認証の条件である、遺伝子組み換えをしていない種を提供するほか、コンポストを作る設備や、有機肥料や有機の防虫剤の生産方法を指導します。
- 3. ICS(Internal Control System)と呼ばれる農家のサポート組織を持ち、各農村を日々訪問し、オーガニック農法に不慣れな農家への技術指導や、コンポスト等のオーガニック農法に有益な農業設備を準備する担当として活動しています。また内部調査として、各畑で農薬が使われていないか、フィールドモニタリングを行い、記録を保存します。
- 4. オーガニック栽培の世界基準に沿うよう、畑の調査や、農民データを保有し、第三者機関の認証をコーディネートします。国際認証は、コントロールユニオンからのオーガニックコットン認証やフェアトレード認証を取得することができます。
- 5. 農家の負担軽減とトレーサビリティの信頼性向上のため、各コットン農家にてコットンの収集を行い、農地からコットンの種を除去するジン工場までの物流を引き受けます。種の除去行程終了後、プレオーガニックコットン原綿として南インドの紡績工場等に出荷します。
パットスピン・インディア(PATSPIN INDIA LTD)
パットスピン・インディアで、ラジ・エコ・ファームから収穫されたプレオーガニックコットンの原綿を紡績の上、綿糸にします。
パットスピンは、1966年にインドのコチンという南インドの港町で創業したGTN社と伊藤忠商事株式会社との合弁紡績工場として、1992年設立、1994年に操業を開始しました。コチンから車で3時間程のところのパラカッドという町とポネリという町で工場を稼動しています。
敷地面積は約372,818平方メートル、東京ドーム約8つ分の広さがあります。パットスピンのオーガニックコットンの年間生産量は約1,500トンで、パットスピンの総生産量の約25%にあたります。
現在、4台の風車を所有、工場の総消費電力の約20%を風力発電でまかなう、環境へ配慮した紡績工場です。Tシャツやタオルなどに使用されるコーマ20番手の糸を1KG生産する場合で換算すると、約0.74KGのCO2の削減に繋がります。
パットスピンの紡績工場は、コントロールユニオンの認証を取得、その他、FLO(FAIRTRADE LABELING ORGANIZATIONS INTERNATIONAL)のフェアトレード認証、国際的な品質マネジメントシステム規格であるISO9001, 環境マネジメントに関する国際規格のISO14001の認証も取得し、信頼性の高いプレオーガニックコットン糸を生産しています。




